従前より進めている景品補充オペレーションの改善に加え、中長期的な運営基盤を構築するため、以下のDX施策の開発に着手しております。
1. データ駆動型経営の推進(統合基盤データの構築)
北米全域の事業データを一元管理する統合データ基盤を構築中です。データガバナンスを強化し、リアルタイムで経営指標を可視化するダッシュボードを開発することで、現場の状況を即座に経営判断に反映できる体制を整えます。
2. 現場業務のデジタル化(統合業務アプリの導入)
国内事業で実績のある業務管理システム(GiGO NAVI等)の知見を活かし、北米市場に最適化した統合業務アプリを開発中です。これにより、現場スタッフの業務効率化とデータの正確性を担保し、人的ミスの削減とコスト抑制を同時に実現します。
3. AI活用による集金ルートの効率化
12,000箇所を超える拠点にあるゲーム機に入金された現金の回収や景品の詰め替えなどを行うラウンダーの巡回ルートをAIによって最適化します。国内事業(為替両替機事業)で実績のあるAI活用の知見を活かし、移動コストの削減と稼働率の最大化を追求します。
4. 景品発注及び店舗割り振りの最適化
景品の選定から発注、物流、各拠点への割り振り、投入に至る一連のプロセスを最適化します。国内での景品管理ノウハウを移植し、在庫の適正化と死蔵在庫の削減を図ることで、キャッシュフローの改善と機会損失の防止を徹底いたします。
上記施策はいずれも、国内事業での成功体験に基づくベストプラクティスであり、同じモデルを北米事業で展開するという再現性の高いPMI施策です。
また、これらの施策を通じて、単なるコスト削減に留まらず、北米市場において属人的な管理から脱却し、「データとAIによる拡張可能な事業モデル」へと転換して参ります。これらDX基盤の構築は、今後のさらなる店舗網拡大においても、売上増に対するコスト増を緩やかとする、効率的な運営を可能とします。 北米事業を当社の力強い成長エンジンであり、日本IPの北米販路としてのプラットフォーマーの位置を確実にするため、着実に実行してまいります。