Top News 足元で為替が円高に振れているが、その影響は?

足元で為替が円高に振れているが、その影響は?

ドル支払いの額として大きいPLAYER ONEに関する米ドルでのM&A資金決済に対し、本日時点では為替ヘッジはまだしていないため、円高はポジティブに作用します(クロージングが確定的となってきたタイミングに合わせて、為替予約を実施する予定です)。

M&A対価は170百万ドルであり、2025年7月頃のクロージングと同時に実行することを想定しております。

PLAYER ONE案件は2024年後半より案件が進んでおり、交渉が本格化した年末年始の為替レート(1ドル=158円前後)と比較すると、現在の為替水準(1ドル=142円前後)では、単純換算で約▲27億円程度の円建て支出が減額されるイメージとなります。

一方、PLAYER ONEの米ドル建てキャッシュフローについては、円換算において一部減価する影響がございますが、同社の借入は日本円建てであり、返済はグループ全体で保有する潤沢な円建てキャッシュフローを用いて行う方針です。為替影響によって財務運営に支障をきたす状況ではございません。 また、KiddletonやNENを含む他の北米事業についても、円高によりキャッシュフローの一部が減価される影響はありますが、同時にコストサイドでは景品等の輸入コストが下がるなどのメリットもあり、現時点ではPL(損益計算書)に与える影響は限定的です。

Tag: 2025年4月30日 回答