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GENDA連結の利益が下期偏重となる背景は?

次の2つの特性により、下期偏重となります。

①売上の季節性

当社の売上及び利益の約9割を構成するゲームセンター関連事業及びカラオケ関連事業は、以下の季節性があります。

・1Q(2月、3月、4月):       歓送迎会シーズン(短期)

・2Q(5月、6月、7月):       ゴールデンウィーク(短期)

・3Q(8月、9月、10月):      夏休み+シルバーウイーク(長期、商戦期)

・4Q(11月、12月、1月):     冬休み+お正月(長期、最大商戦期)

長期休暇がある3Q、4Qにかけて売上が高くなる傾向があり、結果として下期に収益が集中する構造となっています。

②固定費偏重のビジネスモデル

当社の主要な事業のビジネスモデルは、売上(商戦期如何)にかかわらず毎四半期(及び毎月、毎日)ほぼ一定の費用が発生する「固定費偏重型」の特性を有しています。ゲームセンター運営の固定費率は約7割、カラオケは約9割を占めており、その内訳は以下の通りです。

・家賃

・人件費

・減価償却費(主にゲーム機やカラオケ機器)

・(ご参考)のれん償却費(日本会計基準)

このような固定費偏重のビジネスモデルは、損益分岐点を超えた分が殆ど利益になります。結果的に、売上高が高い四半期(つまり商戦期の下期)に、利益が大きく出ます。

例示的なイメージ図として、固定費100%の企業の利益構造をお示し致します。

Tag: 2025年6月30日 回答